Steinberg Nuendo 12 がリリース!!
2022年 4月28日 Steinberg Nuendo 12 がリリース
[終了] リリース記念『Nuendo 12 アップデートキャンペーン』開催中!
期間 : 2022 年 4 月 27 日(水)~2022 年 5 月 18 日(水)
期間限定で20%offでNuendo 12を入手するチャンス!
Nuendo 12
Nuendo は世界中の映画 / TV のポストプロダクション、ゲームオーディオ、イマーシブサウンドのプロフェッショナルが選ぶ、最先端のソフトウェアです。その誕生以来、Nuendo は多くの制作現場で欠かせないツールとして使用されてきました。常に進化を続け、ユーザーが必要とする、または期待を超える先進機能やワークフローを提示し続ける Nuendo は、ハイエンドかつユニークな機能と共に、ポストプロダクションの世界に革新を起こし続けています。
新しくなった Nuendo 12 の主な新機能
ダイアログ編集
Nuendo 12 はダイアログトラックの整音と編集のための多くの改良を施し、クリアで自然な会話ステムを短時間で作成できます。サウンドエディターの要望に応えた AI アルゴリズムによるダイアログ検出は、素早くオーディオからノイズを除去し、会話だけを抽出できます。またロケーション録音から複数のクリップを複数のリファレンスに揃えることができ、微妙なタイミング修正を効率的にこなせます。またサードパーティのテクノロジーとの統合も進めました。
ダイアログ録音
Nuendo 12 はダイアログ録音にも注力しました。ADR テイカーを UI から刷新しただけでなく、ADR セッションや吹き替え、サードパーティーアプリケーションからの台本読み込みなどを素早く行える新機能と改良を多く施しています。
TTAL ダイアログスクリプト対応
Netflix 専用の多言語ダビング用スクリプトフォーマットである TTAL ファイルの読み込み / 書き出しに対応しました。読み込んだ TTAL スクリプトコンテンツは、セリフ、人物、画面上の注記の on/off など便利なメタデータ、といった録音可能な ADR マーカーに変換されます。ADR 制作の途中で行われたセリフの変更は、Nuendo のマーカーエディターの中で記録され、TTAL 書き出し機能を通してワークフローに戻すことができます。
イベントからマーカー作成
ADR を行うに際して、表形式の台本データがなくADR マーカーに読み込めない場合に対応する新機能です。既存のオーディオイベントの一つまたは複数を選択すると自動的にマーカーを作成します。選択したイベントに基づいて複数のマーカーも作成され、トラック名やオーディオクリップのメタデータ等の属性をソースのイベントから目的のマーカーに割り当てることが可能です。たとえば他言語吹き替えのための継続的なダイアログステムの作成には、この機能をダイアログ検出機能と組み合わせ、まず会話だけを含むクリップを作成し、次にそれらのクリップを ADR マーカー作成のソースにすることが可能です。
イマーシブミキシング
Nuendo は常に、イマーシブサウンドミキシングの先駆者として業界を牽引してきました。VR コンテンツオーサリング機能を搭載した最初のアプリケーションであり、Dolby Atmos コンテンツ制作機能も DAW として最初に搭載しています。Nuendo 12 は、充実したヘッドフォンでのバイノーラルミキシング環境を提供します。さらにボリュームオートメーション、リモートパンニング、空間モニタリングなど多くの改良を施すなど、再び大きく飛躍した Nuendo 12 はさまざまなイマーシブミックスのニーズに応えます。
Headphones Match
ヘッドフォンでのリスニングでは、音質は構造や素材など多くの要素に影響されます。バイノーラルコンテンツを周波数および空間ドメインで正確にモニタリングするためには、自然な周波数特性は必須となります。新搭載の Headphones Match プラグインは、FFT に基づくスペクトラル処理により、さまざまなメーカーの387種類もの異なるヘッドフォンに最適な設定を行えます。これらは同一環境で500以上の周波数ポイントで測定されています。またこのプラグインを用いて、異なるヘッドフォンの音をエミュレートすることも可能です。
Dolby Atmos Renderer のためのバイノーラルダウンミックス
Dolby Atmos 用のスピーカー環境がない場合、ヘッドフォンを用いたバイノーラルミキシングで、イマーシブサウンドに求められる正確な空間再現が可能です。Nuendo 12 の Renderer for Dolby Atmos には Dolby Atmos ミックスのためのバイノーラルリレンダーを提供します。すべてのベッド / オブジェクト入力をレンダリングしつつ、イマーシブのマルチチャンネル音空間を、頭部伝達関数 (HRTF) を用いてヘッドフォン環境でも再現します。
VST AmbiDecoder の改良
Ambisonics ミキシングにおいて VST AmbiDecoder を通してバイノーラルモニタリングを行うには、極めて正確な空間再現性が求められます。Ambisonics からステレオバイノーラルへの変換を行う VST AmbiDecoder の処理アルゴリズムは飛躍的に向上しました。このおかげで高音質と空間再現性を維持したま、チャンネルベースのイマーシブサウンド(7.1.4など)から Ambisonics へ、そしてステレオバイノーラルへとモニタリングチェーンを作成することが可能になりました。
Left total Right total ミックス
MixConver V6 プラグインを用いて 5.1 サラウンドからステレオへダウンミックスを作成するとき、Dolby Pro Logic 準拠の L/R チャンネルをサラウンドチャンネルからマトリックスエンコードする LrRt タイプの出力信号を作成できるようになりました。サラウンドチャンネルを 90°位相変換することも可能です。MixConsole とオーディオミックスダウンの書き出しダイアログでは、LtRt ミックスを 5.1 のマスターと共に書き出すことが可能になりました。
サウンドデザイン&音楽制作機能
FX プラグイン、外部コントローラーとの統合、そして多くの音楽制作機能においても Nuendo 12 は大きく進化しています。Cubase プロジェクトもシームレスに Nuendo で開くことができ、データやオーディオをフルに再現できます。
ワークフローと生産性の向上
映画、TV、ゲームオーディオその他どんなオーディオ業務においても、私たちは Nuendo ユーザーの皆様が求める声を聞き、学び続けています。Nuendo 12 はワークフローや生産性を向上させるための多くの改良で、さまざまな用途に応えます。