【DirectOut Technologies】 PRODIGY.MX 発表
新しいマルチフォーマット・オーディオ・マトリクス
第3の願い - DirectOut Technologiesは、PRODIGYシリーズのオーディオ・ルーティング、コンバート、プロセッシング機能を発展させたマルチフォーマット・オーディオ・マトリックス「PRODIGY.MX」を発表しました。
PRODIGY.MXは、1664 x 1668のオーディオチャンネルという驚異的なキャパシティを提供し、多様なオーディオソリューションを必要とするプロフェッショナルにとって圧倒的な戦力になります。
このモジュール式のハードウェアは複数のオーディオフォーマットに同時に対応し、Dante、RAVENNA/AES67、SoundGrid、AVB/MILAN、MADIをシームレスに相互接続します。
モジュールには双方向のサンプル・レート変換(HD SRC)が組み込まれており、異なるクロック間での様々な接続が可能です。
MacとPCの両方に対応するglobconコントロール・ソフトウェアやフロントパネル上の直感的なタッチ・ディスプレイから操作することができ、必要不可欠なモニタリングとコントロール機能を提供します。
大規模なシステムへの統合を容易にするオプションとして、Ember+などのサードパーティ制御プロトコルも利用可能です。
現時点では入出力のゲインコントロールやチャンネルグルーピングなどの処理機能が組み込まれていますが、今後のアップデートでDSP機能が追加される予定です。
さらに、DirectOutは、PRODIGY機器のオーディオ・ネットワーク・スロットに対応した新しい多チャンネルMADIモジュールを発表し、さらなる容量と柔軟性を提供します。
DirectOutのCEO兼CTOであるClaudio Becker-Foss氏は、以下のようにコメントしています。
「我々のトップシリーズに、PRODIGY.MXという驚くほどパワフルなインフラデバイスが加わります。モジュール式のシステムは、フォーマット変換と信号分配を次のレベルへと導きます。モジュールを自由に組み合わせて使用することで、同じハードウェアでも様々な場面に対応するソリューションを構築することが可能です。MADI Matrix製品の成功ののち、リメイクの期待をはるかに超える新しいプラットフォームを提供できることを嬉しく思います。」
PRODIGY.MXと最新のDirectOutソリューションは、今月アムステルダムで開催されるIBC2023(スタンド8.D64)に展示されますので、続報をご期待ください!