DirectOut 「INSIDER 」新製品ニュース

DirectOutは最初のオンラインイベント「the DirectOut INSIDER」で、3つの新製品を発表いたしました。

■ EXBOX.RAV

ベースバンドオーディオからIPに移行するコンパクトで魅力的な製品です。実績のあるRAVENNA(AES67、ST2110-30/-31)が実装され、NMOSの ストリーム検出(IS-04) 及び、接続管理(IS-05)をサポートします。

PoEを備えた内部スイッチで4つのギガビットポート搭載、3つのMADIポート(BNC/SC/SFP)は相互変換と64chのルーティンが可能です。

新しい製品は、シームレスな操作を保証する「FastSRC™」を搭載、様々なクロックドメインを処理します。また、信号レベルでの自動スイッチオーバー機能「EARS™ 」も搭載しています。ネットワークレベルでのリダンダントは、ST2022-7に準拠しています。

DirectOutのCEO Jan Ehrlichは、「MADI/Dante コンバータ 「EXBOX.MD」の成功に続き、RAVENNAハードウェアからRAV2ボードに縮小することで、EXBOXシリーズとして新たに手頃なネットワーク製品を提供できることを嬉しく思います」と述べています。

■ DANTE.SRC.IO (Dante) と RAV.SRC.IO (RAVENNA)

最高水準のサンプリングレートコンバータを備えたPRODIGYシリーズのネットワークモジュール

DANTE.SRC.IO/RAV.SRC.IOは、FPGAベースのSRCが装備されており、リファレンスクロックと独立して、メインフレームとモジュール間のクロック問題を解決します。


Ember+

PRODIGYシリーズがEmber+に対応します。

PRODIGYは開発当初から、既存のシステムに容易に導入できるようサードパーティ製制御プロトコルのサポートを視野に入れています。現在までのPRODIGYの制御は、タッチディスプレイ、globcon、JSON APIだけでした。

今回、Ember+を追加いたします。これは、Lawo グループのオープンプロトロルで、Riedel、SSL、Lawoなどですでに使用されています。

DirectOutでは、接続の設定、マイクプリアンプ、ルーティングマトリクスの設定、チャンネルラベル、ディバイスの監視が可能になります。

DirectOut CEO/CTO ClaudioBacker-Fossは、「Ember+は、PRODIGY製品と相互に作用できる制御システムの範囲を広げます。例えば、一般的に普及しているhi、VSM、KSCなどが使用できるでしょう。ミキシングコンソールから直接アクセスすることも可能です。hiにて実装テストも完了しています」

また、別のファンクション(DSPセクション等)を制御するため、globconとは同時に利用可能です。

Ember+はディバイスごとの有償のソフトウェアオプションとなり、現在、PRODIGYをお持ちの方も後から追加していただけます。

上記、3製品とEmber+について、価格等、詳細などは続報をお待ちください。


▼ DirectOut INSIDER リンク

▼ NMOS 、Ember+についての詳細