2018年
株式会社 デジタルエッグ 様 MA1
Avid S6 / MTRX /VMC-102採用
銀座にあるTVCM制作業務を主とするポストプロダクションの雄、デジタルエッグ様が、MA1の大規模改修を行いました。
コンソールにはMA2同様Avid S6を採用。国内販売が始まった話題のAvid MTRXをシステムの核とし、モニターコントローラーには弊社製『VMC-102』を採用。
2014年夏にS6を納入したMA2のモニターコントローラーはアナログにこだわり、MA1ではフルデジタルモニターコンローラーをチョイス。同じS6システムでありながら、核となるモニター/システム音声系統は対照的なMA室が誕生しました。
またMA1は従来同様7.1サラウンドミックス業務を行なっているのですが、スタッフの長年のストレスとなっていた編集作業とミックス作業それぞれの作業ポイントとリスニングポイントの異なるベストポジションを両立する為に、特注S6デスク自体が左、中央、右に大きく移動します!
似たような事案はこれまでにも数多くございましたが、ここまでパーフェクトにS6が埋まったままデスクの天板のみを移動させるギミックはまるでS6が浮いたまま、デザインと性能を維持したまま移動するような錯覚さえ感じてしまう自然な動き。
更にS6 Surround Pannerは利用する場所を制限されることから解放する為、特注ケースを利用してコンソール付近で柔軟に移動することが可能になっております。
道具が自然に動くさまは紛れもなく『Avid S6 Transformation Room!』です。
同社2システム目となったAvid S6の製品特徴を見事に掴み、利点である軽量でフリーレイアウトという最大の武器を120%活用した事例でしょう。
▲下) Avid MTRX , 上) DirectOut Techologies ANDIAMO2.XT SRC
▲VMC-102