Sibelius 2025.2がリリース!待望の「譜表フィルター」機能が搭載されました。
コンデンス表示されているパートの表示にフィルターが可能
クラリネット1stと2ndを一段に書いているスコアの場合、今まではパート譜を作成するとスコアと同じく1パートにまとまったパート譜が作成されてしまいました。


そこで今回の新機能、「譜表フィルター」をパート譜にかけてみると….
表示したい内容のみに絞ってフィルターをかけることができます。
細かいポイントは以下の通りです。
声部でフィルターをかける
声部で綺麗に分かれている譜面の場合は、「声部」でのフィルターも可能です。
便利なのはプレイヤー(演奏者)モード
譜表のフィルターで「演奏者1」または「演奏者2」を選択すると、声部は同じでも
- 和音形式
- パート指定形式(1.やa2など)
に対応でき、自動で表示を分けてくれるので大変便利です。

また、マルチレストモードがオンになっていれば、フィルター後のパートが長休符になった場合、自動でマルチレストに変更します。
キューはフィルター対象外なので残せる
フィルター範囲内にキュー音符があった場合、これはフィルターの対象外となるのでそのまま表示を残せます。
部分的な適用も可能
フィルターは譜表の任意の位置のみに、断片的に適用も可能です。部分的に表示を調整したい場合には役立ちそうです。
まとまったパートをパート譜で分離する方法については、長く期待されていた機能です。大幅に作業効率がUPしそうですね。
こちらの機能は、Sibelius 2025.2 で利用可能です。アップグレード・サポートプランの期間内、またはサブスクリプションライセンスの有効期間内であれば無料でアップデートを入手可能です。
期間外の方はアップグレード・サポートプランの更新、サブスクリプションの再開をご検討ください。
Sibeliusについて

コンサートホールから教室まで、多くの作曲家、アレンジャー、教員が利用する楽譜作成ソフトSibelius。世界で最も売れている楽譜作成ツールSibeliusで、簡単できれいな譜面を作成できます。
Tips:Sibeliusライセンスの選び方
製品仕様
製品名 | Sibelius シリーズ |
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メーカー | Avid |
