Auto-Align Post 2は、自動で位相補正を行う革新的なプラグインです。
プロダクト紹介
位相の乱れを自動で解決!次世代の位相補正プラグイン
2018年にリリースされたAuto-Align Postは、多くのミキサーやエディターにとって、音声処理には欠かせないツールとなりました。
マイクの録り位置がそれぞれ異なる場合、その音をミックスする際にコムフィルターや位相のズレが発生してしまいます。
しかしAuto-Align Postは、位相を自動で検出・補正し、簡単にズレを回避することを可能にしたのです。
今回のAuto-Align Post 2はその新バージョンであり、最先端の位相スペクトル補正モジュール、洗練されたアルゴリズム、進化した操作画面を備えています。また、ARA2に対応しているので、NuendoやStudioOneなどのDAWに使用することが可能です。
主な特徴
- マイクのタイムアライメント(±100ms、または34メートル[112フィート]の範囲内)
- フィルタによって発生した位相のズレを補正する”位相スペクトル補正モジュール”
- 役者やカメラの動きに合わせて、リアルタイムで位相/タイミング補正を行う”ダイナミックモード”
- 固定されたマイクにおける位相/タイミング補正を行う”スタティックモード”
- 明快で分かりやすい画面
- マルチチャンネル対応
- 位相スペクトル相関メーター
- 高いCPU性能と操作スピード
- 簡単な操作 - 手動の調整は一切必要なし
Auto-Align Post 2の新機能
位相スペクトルの補正
プロダクションのサウンドミキサーは、ロケ現場の録音で発生するブームマイクの低周波ノイズをカットするために、度々ハイパスフィルタを用います。しかし、フィルタのかかっていないマイクとミックスする際に、信号の位相差を生み出し、重要なローエンドや会話の”ボディ”の欠落が発生してしまうのです。
Auto-Align Post 2が持つ新しい位相スペクトル補正モジュールは、周波数依存性の位相差を検知し、リアルタイムで補正します。この機能により、整った位相スペクトルと重厚なサウンドが実現するのです。
ARA2対応のDAWで使用可能
Auto-Align Post 2は、NuendoやStudio OneなどのARA2対応のDAWにおいても使用できます。
スペクトル相関メーター(AAX)
28バンド位相スペクトル相関を、詳細画面で眺めることが出来ます。
進化したアルゴリズム
Auto-Align Post 2の核となるアルゴリズムが更に改良され、より望ましい結果を示すようになりました。
システム要件
OS |
- Mac -
- Windows -
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プラグインフォーマット |
64bit のみ対応 |
対応ホストDAWアプリケーション |
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※ Apple Silicon、またはM1ユーザーは、Rosetta 2をインストールする必要があります。
※ Pro Tools、Cubase / Nuendo、REAPER、Studio Oneは各製品メーカーの商標または登録商標です。
※ 製品の価格、機能、仕様、システム要件、入手可能性は予告なく変更される場合があります。
ユーザーの声
“私は全ての映画でAuto-Align Postを使っています。”
Ron Bartlett
整音ミキサー
代表作: Dune (2022年度アカデミー音響賞受賞)
“Auto-Align Post、言うなればこれは魔法だ。”
Andy Koyama
ダイアログ整音ミキサー
代表作: Fast & Furious, John Wick
“Auto-Align Postは、ダイアログ編集の救世主です。”
Ulrika Akander
音響監督
代表作: Bridgerton Season 1 & 2