Pro Tools | MTRX II プロツールス マトリクス ツー

プロダクト紹介

必要なI / OでMTRX II をカスタマイズ

Pro Tools | MTRX II は完全なモジュラー設計なので、合計8つのカードスロットを自由に組み合わせ、機器を適切に接続することができます。アナログ入力、出力、高品質のマイク・プリから、Dante、MADI、AES3、3G-SDI等々まで、どのような機器とも接続して、ADR、Foley、サウンドデザイン、リレコーディング、ミキシングワークフローをサポート。また、様々な I/O フォーマット間で信号を伝送することができます。

Pro Tools| MTRX  の 説明です。

豊富なオーディオルーティングと柔軟性

さまざまなワークフロー、ギア、フォーマット、および環境のプロダクション・コマンドを処理するために、Pro Tools | MTRX II は究極のオーディオコマンドセンターとして利用できます。最大4096×4096のマトリクス対応のDADmanソフトウェアにより、オーディオを素早く、柔軟かつ縦横にルーティング、スプリット、パッチが可能です。このデジタルパッチベイを使用すると、オーディオをあらゆる出力、または複数出力へ同時に送ることが可能で、無限のワークフローの可能性を提供します。

本体及び関連デバイスの接続

イマーシブオーディオフォーマット”Dolby Atmos”製作環境に対応

Pro Tools | UltimateとPro Tools | MTRX II 、Dolby Atmos Production Suite ソフトウェアを導入するだけで、イマーシブオーディオ向けの最も優れたトータルソリューションを構築できます。
Pro Tools | MTRX II の512 x 64 のサミング ミキサーはシアター用のDolby Atmos 構成に完全に対応します。映画コンテンツなどの大規模ダビングステージシステムも、豊富に揃ったPro Tools | MTRX用オプ ションボードを合わせるだけで2Uのスペースだけで再生システムが揃うため、スピーカーアンプや様々な機材を設置する場所で悩むことも無くなるでしょう。
例えば、DigiLink I/O カードを追加すればマルチカード HDX システムまたはマルチワークステーションシステムをひとつの MTRX II へ接続できます。さらにThunderbolt 3 オプションを追加するとHDX DSPのフルパワーを維持しながら、オーディオを Dolby Atmos Renderer にルーティングがすることが可能です。
Avid S6をはじめとするAvid Pro Mixingサーフェスを使用することで、複雑なモニターコントロールも直感的に操作できるようになります。地球上で最も優れたイマーシブオーディオソリューションです。
Pro Tools | MTRX II は、イマーシブオーディオ向けの最も包括的なエンド ツー エンド ソリューションを提供し、ハードウェア、複雑さ、コストを削減してワークフロー全体を合理化します。

Pro Tools| MTRX - Dolby Atmos RMU接続時のI/Oラベル設定

製品仕様

Pro Tools | MTRX II はベースユニットに最大256チャンネルの Dante I / Oと64チャンネルのMADI I / O を備えていますが、それ以外の拡張スロットは「空」の状態となっています。これにより、ユニークな音楽やオーディオポストワークフローのニーズに合わせて最大8つのオプションカードでオーディオインターフェイスを完全にカスタマイズすることができます。最大8つのデジタルI / Oカード(最大512 Danteおよび/ または1,024 MADIオーディオチャンネル)、またはアナログI / OとデジタルI / Oの任意の組み合わせで構成できます。Thunderbolt 3 オプションモジュールではNativeで最大256chの低レイテンシーな入出力を可能にします。※44.1/48kHz , 88.2/96kHz時

Pro Tools | MTRX II オプションカードの一覧

■ アナログ I/O カード

	● 8 Line Pristine AD カード(入力)   プリアンプ、キーボード、シグナルプロセッサー、ミキサー、その他のギアを接続するための8チャンネルのラインレベルアナログ入力を追加。
	● 2 Mic/Line Pristine AD カード(入力)   リレーベースのゲイン回路を備えたアナログ入力とマイクプリアンプの2チャンネルを追加することで、トークバックとトラッキングに最適な低コストのオプションです。
	● 8 Mic/Line Pristine AD カード(入力)   8チャンネルのアナログ入力とマイクプリアンプにリレーベースのゲイン回路を追加して、最高の透明性と明瞭さを提供します。
	● 8 Pristine DA カード(出力)   8レベルのラインレベルのアナログ出力を出力レベルコントロールで追加し、オーディオの透明性と明瞭さを最大限に引き出します。

■ デジタル I/O カード

	● DigiLink I/O カード   DigiLink Mini ポート x 2 経由で64チャンネルDigiLink I/Oを追加。カード毎に Pro Tools | DigiLink I/Oライセンス  x1 が付属。
	● 8 AES3 I/O カード   サンプルレート変換を内蔵した8系統のAES3入出力（16チャンネル）を追加。
	● デュアル SDI/HD/3G カード   8サンプルレート変換を内蔵したSDI / HD / 3G接続（埋め込み/埋め込み解除）の2 x 16チャンネルを追加。
	● 128チャンネル IPオーディオ Dante カード   Dante（44.1 kHzで128チャンネル、または192kHzで32チャンネル）を使用して、低レイテンシーのデジタルオーディオを128チャンネルまで追加できます。
	● デュアル MADI I/O カード   128チャンネルのMADI入力と出力を2つのオプティカルSFPポートに追加して、MADIデバイス間のオーディオ伝送をサポートします。
	● ベースユニット用MADI モジュール 1つまたは2つの64チャネルI / O同軸またはオプティカルMADIモジュールをMTRXシャーシに追加（または交換）できます。
	● Thunderbolt 3 Option Module Thunderbolt 3(44.1/48kHz , 88.2/96kHzで256ch、176.4/192kHzで128ch、 384kHzで63ch)を使用してCore Audio対応DAWに低レイテンシーな入出力を可能にします。

■ SPQスピーカープロセッシング

包括的なイコライゼーションと低音の管理のために、128のEQチャンネルと最大1,024のフィルターで部屋のスピーカーシステムを調整します。イマーシブ・オーディオをモニターするのに理想的です。

比較表