2017年5月に行われた「Burl Audioセミナー」で使用されたデモ曲を含めた、全6曲(96khz ,24bit)のアルバムがFreeでダウンロードできます。
このアルバムの全ての楽曲は録音、ミックス、マスタリング全ての工程でBurl Audio製品を使用して制作されています。
一部の楽曲ではミックスをVance Powellが手がけており、マスタリングはINFRASONIC SOUNDのPete Lymanが行なっています。
▶ https://burlacticusrecordingcompany.com/releases
このアルバムの制作と主なBurl Audio機材に関するコメント。
- トラック1:MUZIQAWI SILT:は殆どの部分にBurl Audio B1 / B1Dマイクプリを使用し、610(UA)も若干数使用しています。
- トラック2:GOD MAKE ME FUNKY:はBurl Audio B1 / B1Dマイクプリのみ使用。
- トラック3:LOVE IN A BAR:は殆どがBurl Audio B1 / B1Dを使用し、610(UA)も若干数使用。
- トラック4:MATTER OF TIME:はナッシュビルのオーシャンウェイ・スタジオでスタジオAのNeveコンソールを使用。ヴァンス・パウエルがミックス。
- トラック5:REACH FOR ME:はBurl Audio B1マイクプリとNeve 1073を使用。
- トラック6:CUiDALA:はBurl Audio B1マイクプリとNeveマイクプリを使用。
オーディオインターフェイスは、Burl Mothership B80を使用して、全曲レコーディングとミックスを行なっています。バイナル(アナログレコード盤)のマスタリングにはB2 Bomber DACを使用しています。デジタル・ファイル版のマスタリングには、B2 Bomber DAC--> B2 Bomber ADCを使用しています。
使用しているDAWはProToolsで、ミキシングに関しては、4曲目のMATTER OF TIME以外EastWestスタジオのStudio 2でNeve 8028コンソールを使用して全曲をミックスし、すべてのリバーブはアナログ(ルーム、チェンバー、プレート、スプリング)機器を使用しています。ミックスにはプラグインは一切使用していません。アナログコンソールとしてNeve 8028を使用していますが、2chへのサミングはB32 VANCOUVERを使用しています。実際にはNeveコンソールのバス出力を22ch分、B32へ送りそこで2chにサミングを行なっています。コンソールのイコライザー、フェーダーのレベルや、アナログハードウェア(1176、LA2Aなど)を使用していますが、サミングはB32で行っています。
マスタリングに関しては,Infransonic MasteringのPete Lymanにより、前述のようにマスターを行っています。すべての作業で、100% Burl Audioのコンバータを使用しています。
関連動画(上記のアルバム制作に関わったVance PowellとPete Lymanを含むメンバーの達がクリス・ステープルトンのアルバム(トラベラー)とBurl Audio製品について語ります。)