アルティメット・バッチ・プロセッサー
プロダクト紹介
究極のバッチ・プロセッサー
MYRIAD/ミリアドは、macOS上でスタンドアローンで動作するパワフルなオーディオ・ファイル・バッチ・アプリケーションです。
プログラム・ラウドネスのノーマライズ、高品質なZynaptiq KSRCサンプルレート変換&ディザリング、タイム・ストレッチング、Audio Unitsプラグイン処理、柔軟なフェード、スライシング、フォーマット変換など、オーディオ・メタデータ編集などさまざまなアクションを提供。あらゆるサンプリング・レートとチャンネル数をサポートし、メタデータの処理はもちろんのこと、Dropbox、Soundcloud、FTPファイル転送にも対応しています。macOSでオーディオ・データを扱うなら、MYRIADは非常に頼りになることでしょう。まして、大量のファイルを扱うなら、まさに必需ツールです。
分析とメタデータ
MYRIAD 4 では、オーディオ測定統計とメタデータの両方の観点から、オーディオをそのプロパティ別に表示および整理できます。プログラム・ラウドネス、ピッチ、サンプル レート、DCオフセット、BPMなど、オーディオ特性でアセットをソート、フィルタリングし、Broadcast WAVE、Radio Traffic、SoundCloud などのカテゴリからメタデータ・プロパティの編集、読み込み/書き出し書きが可能です。
アクションとワークフロー
MYRIAD 4 には、単純なファイル変換からタイム・ストレッチ、FTP経由でのファイル送信まで、ファイル処理のアクションが豊富に用意されています。ワークフロー・ウィンドウで、これらのアクションをワークフローとして構築します。アクションとワークフローのプリセットを保存し、最大限の効率化を図ります。
アクションは以下の通り:
振幅&ラウドネス
- ステレオ・チャンネルのバランス調整:ピーク、RMS、平均レベル
- ゲインの変更:dB単位
- フェードイン、フェードアウト:スレッショルド・クロッシング・ベース、絶対時間(秒またはサンプル)またはファイルの長さのパーセンテージ単位
- ノーマライズ:ピーク・レベル、RMSレベル、またはプログラム・ラウドネス (LUFS)
- パン:ステレオ・チャンネル
チャンネル操作
- デインターリーブ:インターリーブからスプリットにファイル形式を変換
- インターリーブ:スプリットからインターリーブにファイル形式を変換
- インテリジェント・ステレオ-モノ:チャンネル差が一定量以下になるとファイルをモノラルに変換
- 位相反転
- チャンネル追加:ファイルのリストを新規チャンネルとして追加
- LCRS-モノ:LCRSからモノラルに変換
- LCRS-ステレオ:LCRSからステレオに変換
- ステレオ-LCRS:ステレオからLCRSに変換
- モノ-ステレオ:音声を片方または両方のチャンネルにコピー
- ステレオ-モノ:ステレオからモノラルに変換
- M/Sデコーダー:M/SからL/Rに変換
- M/Sエンコーダー:L/RからM/Sに変換
- スイッチ・チャンネル:ステレオ・ファイルのLRチャンネルの入れ替え
ファイル、情報の結合操作
- 先頭または末尾に追加:ファイル(選択可能)をファイルの先頭または末尾に追加
- ミックス:ファイルをファイルリストにミックス
- リピート:ファイルを指定回数リピート
- 除去:ファイルからリストのファイルを除去
抽出操作
- ビット深度とディザの変更:ファイルのビット深度を変更、オプションでディザリングを適用
- サンプル・レートの変更:Zynaptiq KSRCまたはApple SRCを使用してファイルのサンプル・レートを変更
- AAC、AIFF、Apple Lossless、AU、CAF、FLAC、MP3、Ogg Vorbis、Raw、VOX、WAV64、(B)WAVへの変換
- ビート、ラベル、スレッショルドで抽出:検出されたビート間、選択可能なラベル/マーカー・タイプ、またはスレッショルドの交差に基づいて新しいファイルを作成
- チャンネルの抽出:ソースの各チャンネルにモノラル・ファイルを作成
ファイル操作
- iTunesに追加
- Pro Toolsセッションに追加:スポットから再生ヘッドまでを含む
- アーカイブ:ZIPアーカイブを作成
- ファイル出力:現段階のワークフローでファイルを書き出し、複数フォーマットを一度に作成
- Dropboxに送信:自分のアカウントを使用
- Soundcloud に送信
- FTPで送信:指定されたFTPサーバーにアップロード
- Finderタグの設定
ラベル/マーカー操作
- ラベルをクリア:ファイルから選択可能なラベル・タイプを削除
- ビートでラベルを作成:検出されたビートにマーカー/スライスラベルを挿入
- 分割にラベルを作成:ファイル全体に等間隔でマーカー/スライスラベルを挿入
- ソースでラベルを作成:ファイルの開始と終了にマーカーまたはリージョンを挿入
- テンポに合わせてラベルを作成:指定されたテンポを使用してラベルを挿入
長さの操作
- 先頭または末尾を切り離す:ファイルの先頭または末尾から、指定された長さまたはスレッショルド・クロッシングに基づいてオーディオを保持
- 拡張:ファイルの先頭/末尾に無音部分を追加して指定の長さに拡張
- パディング:ファイルの先頭/末尾に無音部分を追加
- 短縮:ファイルの先頭/末尾のオーディオを削除し指定の長さに短縮
- ループ周辺をトリム:ループ・ラベルの前/後のオーディオを削除
- 先頭/末尾をトリム:スレッショルド、ピークレベル検出、時間、長さの割合に基づいてファイルの先頭/末尾のオーディオを削除
処理操作
- フレームレート、長さ、ピッチ、速度、テンポ変更:Apple Time/Pitch処理、または Zynaptiq KSRCを使用
- 圧縮:ダイナミクス圧縮を適用
- 拡張:ダイナミクス拡張を適用
- Audio Units処理:付属のWORMHOLEエフェクト・プロセッサーなどAUプラグインを適用
- DCオフセットをファイルから除去
- ファイルを逆再生
- トランスポーズ:Zynaptiq KSRC または Apple Time/Pitchを使用してピッチを変更
プロパティ操作
- プロパティのクリア:指定カテゴリのメタデータ・プロパティを削除
- サンプル・レート修正:報告されたファイルのサンプルレートをリサンプリングせずに変更
- プロパティの設定:ACID、AIFF、Apple Loops、Apple Loops 記述子、Apple Loops Instruments、Broadcast WAVE、CAF、日付、ID3、(カバー) 画像、iTunes、MIDI(Base Note、Low Note、High Note)、調、音階、Ogg Vorbis、再生タイプ、一般、時間、拍子、WAVEのカテゴリーのプロパティ値を設定