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ORANGE VOCODER IV

  • メーカーブランド名Zynaptiq
  • オープンプライス

Zynaptiq的 マルチアルゴリズム・ボコーダー

プロダクト紹介

マルチアルゴリズム・ボコーダー

 

 

最も包括的で高音質のボコーディング・アルゴリズム・セットと、レーザーのようなピッチ・コントロール・エフェクト、強力なシンセサイザー、オーディオ・フリーズ機能、使っていて楽しくなる効率的なワークフロー、その他多数の機能を備えたORANGE VOCODER IV は、まさに究極のボコーダー・プラグインです。

 

新しいボーカルサウンドの作成、斬新なサウンドエフェクトやオーガニック*なロボットやクリーチャーボイスの作成、色彩豊かな音楽グルーヴの型取りなど、想像の限りのことを実現可能にするこのクリエイティブパワーツールを是非体感してください!

*...もちろん、オーガニックではないものにも

 

ORANGE VOCODER IVの主な特徴:

  • フォルマントシフト、拡張、ステレオ操作を含む大幅に拡張されたボコーダーセクション。アナログ・モデリング、スピーチ・モデリング、独立成分分析、LPCフィルタリング、ウェーブレット変換などの技術を基にした合計24種類のユニークなボコーディングアルゴリズムを搭載。
  • 新たに設計された高品質のシンセサイザー・セクションには、ユニゾンおよびモノ・レガートオペレーション、スルー・ゼロ・リニアFM、包括的なモジュレーションオプション、プリセットジェネレーターなどが含まれています。
  • 新しいMIDI制御のピッチ・クォンタイザー・モジュールには、グレイン・モーフィングとポリフォニックオペレーションオプションを搭載した、新しいゼロ・レイテンシー・ピッチ・エンフォーサーを含む5つのモードがあります。
  • モジュール・サブプリセットやスマート・ランダム化など、とても合理的に進化したワークフローとそれを実現するマルチビューUI
    macOS では AU、AAX Native、VST 2.4、VST 3、Windows では AAX Native、VST 2.4、VST 3 をサポートします。

 

 

主な機能

24のボコーディングアルゴリズム

ORANGE VOCODER IV は1つの優れたボコーダー・サウンドだけではなく、独自の音響特性を備えた24のボコーディングとcross-synthes モードを提供します。

 

暖かくて太い(丸みのある)音から霊的で暗く陰鬱な音、クリアで透き通るような音、バターのように滑らかな音、または原型が分からないほどに加工された音まで、インスピレーションが沸き上がる幅広いサウンドを実現します。

この幅広いサウンドを作り出すために、あらゆるテクニックを駆使しました* - ORANGE VOCODER IVは、サウンドを組み合わせることのできる幅広いオプションを一つのボコーダーに搭載しています。

*...実際にこれまでなかったような技術も含まれています。

 

 

 

精巧に仕上げる

Zynaptiqスタイルに忠実でありながらそれにとどまらず、優れたフォルマント・シフター、「TRACES(トレース)」と名付けられた新しいフィルターバンクリリース/リバーブのアプローチ、HFスルーとアンボイス合成、プラグイン入力で調整可能なエキスパンダー、さらに2種類のモードでゼロレイテンシー操作を実現します。そして、何よりも重要なのは、これらすべてが素晴らしく、存在感を有し、ダイナミックで、きれいにミックスするように精巧に仕上がっています。
つまり、単に機能が並んでいるだけではない素晴らしいサウンドをもたらします。

 

 

包括的?

もちろんそうですが、実に「深い」のです。

単に究極のボコーディングを提供するだけでなく、ORANGE VOCODER IVには、ボーカルの調整やレイヤード・ハーモナイズ効果、パッドやドローン、シンセサウンド、カラーベーススタイルのハーモニック・サポートなど、ボコーディングに関連するワークフロー向けの機能が満載です。きれいにミックスすることができるため、文字通り自由に組み合わせることができます。

ワークフローを高速かつ簡単にするために、ORANGE VOCODER IV のモジュールはすべてセミモジュラー・ルーティング・アーキテクチャに接続されており、「OVERVIEW」画面にわかりやすくレイアウトされています。

 

 

インタラクティブなシグナルフロー・ダイアグラムをインタフェースとして使用しており、新しいサウンドを簡単に生み出すことができます。

モジュールをシグナルパスに切り替えて、主要なパラメーターを調整したり、サブプリセットをロードしたり、ルーティングを調整したり、プロセッサーをミックスしたり、ソロでの再生、ミュートを行うことが出来ます。モジュールのボックスをクリックしてシンセ、ボコーダー、エフェクトページを開くことで、さらに細かな編集も可能です。実にシンプルな設計です。

 

ORANGE VOCODER IV は単なるボコーダーではありません。刺激的なサウンドデザインの遊び場であると同時に、効率的な制作ツールでもあります。

 

 

シンセサイザー

ORANGE VOCODER IVは、数百のプリセットを備えた64ボイスシンセを搭載しており、ボタンをクリックするだけで新たなサウンドを作成できるプリセットジェネレーターも付属しています。このシンセは、ボコーダーへの入力として使用したり、他のモジュールとレイヤー化したり、単独で使用したりすることができます。

2つのオシレーターは、アナログエミュレートされた波形とサンプリングされたビンテージ・デジタル波形を使用でき、2種類のリング・モジュレーション、ハードシンク、スルーゼロFM、7種類のポリフォニック・ディストーションを備えています。これらは美しい共鳴音を持つ6~24dBのローパスフィルターに送信されます。包括的なモジュレーション・オプションには、モノフォニックおよびポリフォニックLFO(オシレーター用のオーディオレート対応)、ADエンベロープ、エンベロープ・フォロワー、ゼロクロッシングトラッカー、ベロシティ、および4つのデスティネーション・マクロ・コントロールが含まれます。最大8つの追加ボイスによるユニゾン・オペレーション、DETUNEおよびCLUSTERモード、グライド付きのモノレガートもサポートされており、MIDIを介してシンセを演奏するか、オンスクリーンキーボードを使用して演奏に使用する音程を指定することもできます。

 

 

ピッチ・クオンタイゼーション

ORANGE VOCODER IVは、入力信号を特定のピッチに割り当てるするピッチクオンタイザーを搭載しており、ボコーダーと並行、またはボコーダーの代わりに使用できます。QUANTIZE、SCALE、NOTE、ENFORE、POLYFORCE の5つのモードがあり、柔軟性と幅広いサウンドオプションを提供します。ENFORCE と POLYFORCEはウェーブ・テーブルにインスパイアされたアプローチを使用し、ライブパフォーマンス用にゼロ・レイテンシー処理を備えています。

ピッチ・クオンタイザーはとても簡単に使用することが可能です。スイッチをオンにしてアルゴリズムを選択するだけで、シンセと同じくノートで制御されます。もちろん、モノ・レガートやグライドも含まれます。

 

 

The FREEZER

大きな雪の結晶ボタンをクリックするとFREEZERモジュールを使用でき、プラグインに入力されるオーディオをフリーズし、現在の音色を無期限に維持することが可能です。ピッチ・クオンタイザー・モジュールの前に配置されるため、フリーズされた音色でメロディーを演奏することができます。フリーズ・バッファーのロード・保存を行うことで自分だけのライブラリを構築することができます。

 

 

The DICE

ORANGE VOCODER IV のDICEボタンは、スマート・ランダマイザーを起動します。SYNTH、VOCODER、およびFREEZERモジュールにランダムに選択された(しかし慎重に設計された)設定がロードされます。ランダマイザーがもたらすインスピレーションを提供しながら、役立つ結果のみを作成します。クリック - まあまあ - クリック -  微妙... - クリック - まじで?といったことはもうありません。

任意のモジュールをダイスロールから除外でき、音楽的なサウンド、SFX風のサウンド(またはその両方)を使用するかどうか、ファクトリーサブプリセットまたは自分のプリセット(またはその両方)を使用するかどうかを選択できます。DICEはコンテキスト認識に対応しているため、SYNTH VIEWにいる場合はSYNTHだけがロールされます。

 

 

 

The ZYNTH

DICEに似たZYNTHボタンは、インスピレーションを得るための機能です。クリックすると、新しいシンセ設定がゼロから作成されます。ZYNTHはスクリプトとAIを組み合わせており、常に素晴らしいパッチを生成します。ぜひ試してみてください!

 

 

 

バージョンIVの新機能

バージョンIVの ORANGE VOCODER は、Prosoniqブランドのクラシックな Orange Vocoder AUから大幅アップグレードしました。

もちろん古き良き部分はそのままで様々な新機能が追加されました。

 

プラグインボコーダーに関して言えば、ORANGE VOCODER は多くの人から伝統的なボコーダーとみなされています。Prosoniqが1998年に開発して以来、その音質と音響の多様性が何度も評価され、バージョン 4 ではその両方が大幅に拡張され、さらにいくつかの機能が追加されました。完全に一から作り直された ORANGE VOCODER IV は、まさにZynaptiq化された製品であると自負しています。
 

ORANGE VOCODER IV は大幅なアップデートで、多くの新機能を備えています:

 

新しいボコーダー機能

  • 16の新しいボコーダーアルゴリズムで最も包括的なソリューション:LPC、ウェーブレットベース、音声合成インスパイア、独立成分分析ベース、低遅延アナログモデリングアルゴリズムを含む計24のアルゴリズム
  • ステレオ対応
  • 新しいエクスパンダーモジュール:追加のダイナミクスコントロールが可能
  • HF ThroughとUnvoicedパラメータ:オン/オフスイッチではなくレベルコントロールとして提供
  • Graphic Filterbank EQ の新しい /2、x2、および INVERT マクロ機能
  • 再設計されたフィルターバンクリバーブ回路「TRACES」:独自のリバーブサウンドを提供

 

新しいエフェクトとルーティング機能

  • 新しいピッチ・クオンタイザー・モジュール:アルタイムMIDI制御によるターゲットピッチの設定が可能で、5つのモード(Quantize、Scale、Note、Enforce、Polyforce)を搭載
  • EnforceモードとPolyforceモード:ゼロレイテンシーで動作し、グレインモーフィング機能を搭載。リアルタイム入力のウェーブテーブルシンセのように動作します。
  • FREEZE機能:ADAPTIVERBのようにプリセット/セッションと共に保存および呼び出しが可能。また、音色ライブラリを作成するためのサブプリセット機能も備えています。
  • 改良されたリバーブ:新しいDAMPINGパラメータを追加
  • 改良されたコーラス:AMOUNTおよびRATEパラメータを追加
  • 新しいフォルマントシフター
  • 新しい3ウェイミキサー:SOLOおよびMUTE機能を搭載

 

新しいシンセサイザー機能

  • 新しい高品質ステレオシンセエンジン
  • 新しいユニゾン機能:DETUNEとCLUSTERモード、SPREAD、DETUNE、KEY SYNC、PAN WIDTHパラメータを搭載
  • 再設計されたフィルター:スイッチ可能な6、12、18、24dB/オクターブのトポロジー、キートラッキング、デュアルモジュレーションソースを搭載
  • 新しいオシレーター波形:Glottal Pulse
  • 新しいピッチモジュレーター:モノフォニックおよびオーディオレートLFO、スルーゼロリニアFM、ADエンベロープ、エンベロープフォロワー、ゼロクロッシングトラッカーを搭載
  • FMモジュレーター周波数制御:有理数ファクターまたは小数乗算器ベース
  • 新しいシンセマクロコントロール:4つのアサイン可能なデスティネーション
  • 再設計されたデュアルアルゴリズムリングモジュレーター/オシレーターミキサー:3ウェイミックスコントロールとよりクリーンなサウンドを提供
  • GLIDEを備えた新しいMONO LEGATO モード
  • リニアと指数関数の形状を選択できる新しいアンプ ADSR
  • 6つの新しいポリディストーションモード
  • 主要なシンセパラメータのベロシティコントロール。
  • 新しいシンセパッチを作成するための新しい設定ジェネレータ
  • 新しいピッチベンド範囲パラメータ。
  • SYNCおよびRING-MODを利用したクラシックサンプル波
  • キーボード:4オクターブ幅に拡張され、スクロール可能に

 

トップレベルの新機能

ORANGE VOCODER はZynaptiqブランドの製品になり、生まれ変わりました。

  • 対応フォーマット:MacではVST 2、VST 3、AU、AAX Nativeに対応し、WindowsではVST 2、VST 3、AAX Nativeに対応
  • 完全に再設計されたタブ付きユーザーインターフェース:インタラクティブな信号経路設計が可能
  • ホバーメニューフォーカスのUIワークフロー
  • 新しいサブプリセット:シンセ、ボコーダー、フリーズモジュール用のサブプリセット
  • 新しいサブプリセットベースのスマートランダマイザー
  • プラグインサブセクション用の新しいロックモード
  • PACEコピー保護:MachineまたはiLok 2+ベースの認証が可能

 

 

主な仕様

フォーマット

このソフトウェアは、以下にリストされている 64 ビット フォーマットをサポートしています。

macOS:

  • Apple AudioUnits (AU)
  • Avid AAX Native
  • Steinberg VST 2.4
  • Steinberg VST 3

 

Windows:

  • Avid AAX Native
  • Steinberg VST 2.4
  • Steinberg VST 3

 

システム要件(Mac)

  • Apple Mac computer
  • macOS 10.15以降(64 bit)
  • Apple Silicon CPU、または Intel CPU  最低 2 Cores ( i7 以上推奨)
  • AudioUnits、Steinberg VST 2.4, VST 3 または Avid AAX互換の 64-bit  ホストソフトウェアにて 32ビット浮動小数点のオーディオ処理
  • iLok.com アカウント(マシンアクティベーション、iLok 2 または 3)
  • インターネット環境(アクティベーションに使用、iLokキーを使用する場合、実際にプラグインを使用する環境には必要ありません。)

 

システム要件(Windows)

  • Windows 10 以降
  • CPU: 最低 2 Cores  Intel CPU、 i7  以上を推奨
  • Steinberg VST 2.4 、 VST 3 または Avid AAX互換の 64-bit  ホストソフトウェアにて 32ビット浮動小数点のオーディオ処理
  • iLok.com アカウント(マシンアクティベーション、iLok 2 または 3)
  • インターネット環境(アクティベーションに使用、iLokキーを使用する場合、実際にプラグインを使用する環境には必要ありません。) 

 

コピー・プロテクション

このソフトウェアは最新のPACEコピープロテクションを使用しており、アクティベーションをマシンまたはiLok 2*(またはそれ以降のモデル;別途購入が必要)に対して行います。ソフトウェアの使用には、無料の iLok.comアカウントが必要です(デモ版でも同様です)。インターネット接続がある場合は iLok 2キーは不要です。(使用する環境にインターネット接続がない場合はiLok 2デバイスが必要です)。必要なソフトウェアはすべて、プラグインとともにインストールされますが、一般的にはiLok.comから最新バージョンを直接ダウンロードすることを推奨しています。

*注意:古い第1世代(青色)のiLokはサポートされていません。

 

 

CPUへの負荷

ご注意:本プラグインは高度に最適化されていますが、この魔法のような複雑な処理を実現するためCPUに非常に大きな負荷がかかります。

システムがソフトウェアを効果的に利用できる十分なリソースを持っているかどうかを評価するために、無料トライアル(英語ページ)をご利用ください。最適なパフォーマンスを得るために、再生バッファサイズを少なくとも512、理想的には1024サンプルに設定することをお勧めします。


*当社のプラグインには他のソフトウェアにはない独自の機能が搭載されているため、最大限に活用するためにマニュアルをお読みになることを強くお勧めします!

 

ダウンロード

インストーラーのダウンロードはZynaptiqのダウンロードページ(英語)から行えます。

(デモ版、最新版へのアップデート、再ダウンロード共にこちらからダウンロードが可能です。同一のインストーラーとなります。)

デモ版インストールガイド

プロダクトリスト