Thunder | Core オーディオ インターフェイス
プロダクト紹介
*OPTIONALと記載のある部分はオプションです。
卓越した優れたサウンド、箱から出せばすぐに手に入る
DADの卓越したオーディオ品質をコンパクトなパッケージに詰め込み、さらにモニターコントロールとスピーカプロセッシングも追加しました!
AX Center は、スタジオや持ち運び機材、あるいはデスクトップなど、あなたのすぐ隣のラックに設置するために生まれました。
Digital Audio Denmarkの伝統的なAD&DA変換のオーディオ・クオリティと、NTPのマイク・プリアンプの透明感と音楽性を一体化させた、夢のようなオーディオ・インターフェースです。
素材を忠実にキャプチャーし、使用するDAWにそのまま取り込み、意図した想像した通りの音を作品に追加できます。
- Thunderbolt オーディオ インターフェイスとして比類のない音質を実現
- PRO|MON モニターコントロール:モノラルからイマーシブまで
- SPQ スピーカープロセッシング : 128 チャンネル、合計 1024 の EQ バンドと個別のチャンネル遅延
- 256 x Thunderbolt & 256 x Dante チャンネル
- あらゆるニーズに対応:拡張・カスタマイズ可能な I/O
拡張オプションを利用しなくても、世界中のエンジニアより評価の高い音楽的なコンバーターとプリアンプのオーディオ品質が手に入ります。
フロントパネルには、マイクや楽器を接続するための2つのXLR /1/4" ジャック コンボジャック入力が搭載されています。
リアパネルでは、すぐに使える 2 つの D/A 変換ステージのうちの 1 つがあり、バランス ジャック コネクタで 2 セットのスタジオ モニターを接続するための 2 つのステレオ出力が得られます。
フロントには、2 つの独立したヘッドフォン出力を介して別の D/A 変換ステージがあり、共同制作に最適です。
合計すると、AX Center は、箱から出してすぐに 2 チャンネルの A/D 変換 (プリアンプ付き) と 8 チャンネルの D/A 変換を提供します。
アナログ入出力の拡張(オプション)
2つの拡張スロットにアナログのカードを装着すればAD/DAコンバータを追加できます。
上記は8chのアナログ入力カードが取り付けられた設置例で、この組み合わせですと最大18入力チャンネルを1台のAX Centerで使用できます。
また、マイクプリ搭載のカードも用意しています。(後からマイクライセンスのみ搭載も可能ですが、Mic/Lineカードを購入するより価格は高くなります)
この構成で、小規模なスタジオや現場で、超高品質のマルチトラックレコーディングが実現します。
また、 1つまたは 2 つのアナログ出力拡張カードをインストールして、純粋な DAD D/A 変換を備えた 8 または 16 のバランス ライン アウトを追加することもできます。
内蔵の 4 つの出力チャンネルに加えて 1 つの 8 チャンネル D/A カードを取り付けることで、比類のない音質で、真の臨場感あふれる Dolby Atmos 音楽制作に最適な 7.1.4 ソリューションになります。
もちろん、アナログ カードと組み合わせて、アナログ入力 8 チャンネルとアナログ出力 8 チャンネルを追加することもできます。 この構成は、ハイエンドのマスタリング現場に有効でしょう。
最終的にどの構成を選んでも、ラックに AX Center さえあれば、伝説的な DAD のオーディオ品質を常に得ることができます。
デジタル入出力の拡張(オプション)
拡張スロットには、Dante、AES、デュアルMADI、デュアルSDIカードなど、デジタル拡張カードを利用することもできます。
例えば、AESカードはデジタル入力を備えたスタジオモニターにデジタル出力を提供したり、デジタルアウトボード機器をシステムに簡単追加できます。
また、SRC付属DANTEカードを使用することでDanteの利便性があがります。
MADIは、デュアルMADI拡張カードをインストールするか、本体のSFP MADIモジュール・ポートオプションを使用する2つの方法でMADIチャンネル数を拡張できます。
モニターコントロール
AX Centerには、世界中の何千もの音楽スタジオやポストプロダクション施設で使用されている「PRO|MON モニター コントローラ」が付属しており、モノラルから64ch Dolby Atmosまで、スピーカープロセッシング、Delay、モニター グループの設定等、柔軟に対応できます。
これは、実際のスタジオで何年にもわたって使用された信頼のあるモニターコントロールの定番です。
PRO|MON は、MOM ハードウェア モニター コントローラー、Avid の Dock や S1 などの Eucon 対応コントロール サーフェス、Avid Control アプリからリモートで制御できます。
メイン スピーカーのリスニング レベル、ディムとカットを設定したり、追加スピーカー のレベルを制御することが可能で、最大4つの追加スピーカセットをコントロールできます。
そして、各スピーカーとモニター・セットの構成を設定することができます。モノラル、ステレオ、5.1、7.1、9.1.6など、DAD上のオーディオ出力を最大64チャンネルまでのマルチチャンネルで自由に構成することが可能です。
モニタリングのソースは任意のチャンネルを選択でき、モニター出力にルーティングしたり、多くのソースをスピーカーやモニターミックスにサミングするステムサミング機能を提供します。
トークバック機能は、コントロールルームのスピーカーとモニター出力のいずれでも利用でき、どの出力でもカットまたはディムを有効にすることもできます。
コントロールルームのスピーカーとモニター出力のそれぞれにフォールドダウン機能を適用することもできます。 Folddown は、モノラル、ステレオ、L-C-R、L-C-R-Sub、5.1、7.1、および 9.1.6 のサラウンド フォーマットのいずれかを処理できます。
SPQプロセッシング
SPQ機能は、DADmanコントロールソフトウェアを使用してさまざまなフィルタ特性とチャンネルレイアウトを設定することができ、すべてを統合してDADmanのPro | Monモニタコントロールセクションで簡単に管理できます。
SPQは、すべてのシステム・サンプル・レートをサポートし、サンプル・レートが変更された場合、サンプル・レートに関係なく、同じフィルタとディレイを自動的かつ素早く再構成します。
ディレイは、スピーカーセットのために、チャネルごとに個別に設定することもできますし、リップシンクの用途にも対応できます。
SPQ 設定は DADman の Pro|Mon モニター プロファイルに保存され、スピーカー設定は保存されたモニター プロファイルとは別に呼び出してパラメーターを迅速に変更できます。
スピーカーの特性や周波数レスポンスの測定はSPQおよびPro | Monの機能の一部ではないため、別の測定プログラムを使用して行う必要があります。
また、最も重要な事として、DADmanのモニタープロファイル内のすべての設定を簡単に保存、呼び出しすることができます。
スピーカー/キュー ・チャンネル・フィルタ
- Parametric EQ(パラメトリックEQ)
- Low Shelving (ローシェルフ)
- High Shelving (ハイシェルフ)
- Low Pass Butterworth (ローパス バターワース)
- Low Pass Linkwitz-Riley (ローパス リンクウィッツライリー)
- High Pass Butterworth (ハイパス バターワース)
- High Pass Linkwitz-Riley (ハイパス リンクウィッツライリー)
ベース・マネージメント・フィルタ
- Low Pass Butterworth(ローパス・バターワース)
- Low Pass Linkwitz-Riley(ローパス・リンクウィッツライリー)
- High Pass Butterworth(ハイパス・バターワース)
- High Pass Linkwitz-Riley(ハイパス・リンクウィッツライリー)
豊富なチャンネル数と比類ない柔軟性
リアパネルには、Thunderbolt、Dante AoIP、MADI、ADAT、S/PDIF、Word Clock をカバーする多数の接続機能が含まれています。
オプションを利用し最大限拡張すると、合計で984もの入出力チャンネルを備えた AX Center を活用できます。
さらに、標準で 256 ch Dante IP オーディオ チャンネルを搭載したコンパクトなオーディオ インターフェイスを世界初として紹介できることを誇りに思います。好みの Dante デバイスを無限にセットアップに追加できるため、システムの拡張が簡単になるでしょう。
256 chでは不十分な場合は、サンプルレート変換もサポートする Dante 拡張カードを 2 枚追加するだけで、 2 x 128 の Dante チャンネルが追加され、合計 512 チャンネルになります。
Thunderbolt 側でも、 256 の Thunderbolt 3 チャネルを利用できます。 また、膨大な量のチャネルをサポートするだけでなく、ほぼゼロのレイテンシと 32 ビット浮動小数点処理も誇ります。
Core Audio ドライバーは Apple Silicon と Intel ハードウェア プラットフォームの両方をサポートしており、 Windows で作業したい場合は、AX Center にも ASIO ドライバーが付属しています。
macOS 用の Core Audio ドライバーは複数の異なるソフトウェア アプリケーション間で共有できるため、AX Center をたとえば複数のソフトウェア アプリケーション間で共有できます。 Logic Pro、Ableton、Cubase、Nuendo を同時に使用できます。
また、内部に 256 の Thunderbolt チャネルがあるため、各アプリケーションで使用できるチャネルがあるでしょう。
豊富な拡張性:DAD I/Oカードオプション
標準で搭載されているI/Oがニーズを十分にカバーできない場合でも心配無用です。2つの拡張スロットに以下を追加できます。
- 8ch バランス ライン A/D
- 8ch バランス ライン&マイクプリアンプ A/D
- 8ch バランス ライン D/A
- 8 AES (16ch)
- Dual MADI Card (128 ch (2 x 64 Ch))
- Dante Card w/SRC (128 Ch.)
- Dual SDI embedder/de-embedder
さらに本体(ベースユニット)に、 2 x 64chのMADIをSFPモジュール(別売)にて追加可能。スロットを占有せずともMADIを追加できます。
- Dual MADI Module (2 x 64 Ch.)- 本体シャーシ に搭載
主な仕様
- 2 Ch. マイク もしくは インストゥルメント インプット
- 2 x ヘッドフォンアウト
- 2x ステレオモニターアウト
- A/D, D/A and D/D Converter with sample rates 44,1 ~ 384 kHz and DSD
- 最大 984 入出力チャンネル
- ルーター&モニタリングインターフェイス
- Thunderbolt 3 I/O (256 Ch.)
- Dante AoIP I/O (256 Ch.)
- MADI I/O (64 ch.)
- ADAT I/O (16 Ch.) / SPDIF (2 ch.)
- オプション :IOカード用の2スロット
- 512 x 64 Ch. Pro|Mon Summing & Speaker 1024 ch. EQ プロセッシング
主な特徴
- Thunderbolt 3 インターフェイス : 双方向 256ch @48 & 96 kHz、128ch@192 kHz、64ch@384 kHz.
- Thunderbolt 3 ポート (15W 電源、2つのポートはメインにも拡張ポートにもなります)
- オーディオドライバー (macOS & Windows)
- MADI インターフェイス / BNC コネクター :64 ch@48kHz、 32 ch@96kHz、16 ch@192 kHz 、 8 ch@384 kHz
- 2 x ADAT インターフェイス / TosLink :16ch@48kHz、8ch@96kHz、4ch@192 kHz。2Ch. S/PDIF 入力としても設定可能。
- DANTE AoIP インターフェイス :256ch@48kHz、128ch@96kHz、64ch@192 kHz
- モジュラースロット : 2 x MADI module / 2 x SFP with 128 ch@48kHz、64 ch @96kHz、32 ch@192 kHz 、16ch@384 kHz.
- オプション :IOカード用の2スロッ
- Word Clock I/O, Video Black and Burst input / BNC コネクター
- 128 ch スピーカープロセッシング 、合計 1024 filter & delay.
- サミングプロセッサー 64 Out / 512 Input バス
- 内部ルーティング: 4096 x 4096
- 32ビット浮動小数点演算
- DADman コントロールソフトウェア (macOS &Windows) 接続: Ethernet もしくは Thunderbolt.
- DADman経由 Pro|Mon モニターコントロール機能 ( Avid Eucon対応デバイス)
- 19” ラックマウント 1U
DADman Control
Thander | Core Audioインターフェイスは、DADmanソフトウェアで制御します。
DADmanはイーサネットまたはThunderbolt接続の通信チャネルを介してThunder|Coreインターフェイスに接続することができます。
Thunderboltポート経由でより多くのユニットをデイジーチェーン接続することができ、各ユニットはDADmanコントロールソフトウェアに表示されます。(現時点では、デイジーチェーンで接続したユニット間の信号のやり取りはできません。Tunder|Coreデバイスとして各アプリケーションにてデイジーチェーンの2台目を選択することができますが、その場合は1台目に入力された信号を2台目のThunderbolt入力へ出力することはできません。)
イーサネット経由のコントロールでは、2つのRJ45コネクターがスイッチとして機能し、より多くのユニットを接続することができます。また、Dante /AES67オーディオも2つのRJ45コネクターで接続されます。
Thunder | Core テクノロジー
DAD Thunder|Coreテクノロジーは、macOSまたはWindowsコンピュータ内のオーディオアプリケーションと、Thunder|Coreオーディオハードウェア間を、ほぼゼロレイテンシーでThunderbolt 3接続を提供します。
Thunder|CoreインターフェースはThunderbolt 3/PCIeの接続・データ転送を高速に行い、接続時のレイテンシーは2サンプル、ユニット内ではEQやサミング処理も行うため、デジタルインターフェース時のレイテンシーは合計9サンプルとなります。
チャンネル数は48/96kHzで最大256ch、96kHzでのレイテンシーは95μsです。
オーディオアプリケーションとのトータルのレイテンシーは、アプリケーションに設定されたバッファサイズに依存します。バッファサイズが32サンプルの場合、96kHzでのレイテンシは670マイクロ秒となります。
Key Specifications
- 2 x Thunderbolt 3ポート、15W電源
- 双方向256チャンネル @ 44.1/48 kHz
- 双方向256チャンネル @ 88.2/96 kHz
- 128チャンネル @ 92 kHz
- 64チャンネル @ 384kHz
Audio Driver Support for macOS
- Core Audio Thunder|Core Audio Driverに対応。
- Intel、Apple Siliconプロセッサー、macOS Big Sur 以降に対応
- より多くのアプリケーションでDadmanの利用を可能にするコアオーディオアグリゲートI/O接続
- ASIO Thunder|Core Audio DriverはWindows 10以降に対応
- DADman用コントロールコネクション
Audio Driver Support for Windows
• ASIO Thunder|Core Audio Driverに対応
• Windows 10 以降
• Asio Driver(ひとつのアプリケーションで対応)
• DADman用コントロールコネクション
チャンネル数チャート
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DADlinkはDAD独自の新しいオーディオ/データフォーマットです。
Penta720、Penta721s、AX64、AX Center、Core256、AX32などのユニット間で高速伝送を実現します。44.1kHzから34kHzのサンプルレート、237dBのダイナミックレンジ、そして最高の音質を備えており、最大128の双方向チャンネルを低レイテンシーで制御することが可能です。