MADI、AES、DANTEルーター。1スロットを備えているので、I/Oの拡張可能。
プロダクト紹介
Penta 721sは、MADI、AESおよびDANTEルーターで、オプションの拡張カード用のスロットを一つ備えています。
AES / EBU、MADIオーディオルーティングと、Dante/AES67、様々なオプションカードを用いることにより、多目的で柔軟なソリューションを提供します。
Penta 721sはコンパクトな1Uデジタルオーディオインターフェイスで、8 AES / EBU 入出力、MADI、Dante IP Audio Ethernet In/ Out、およびPro | Monが標準で付属しており、さらに、オプションで、デュアルSFP MADIを備えたミニモジュールスロットも用意しています(SFPモジュールは別売り)。
Penta 721sは、どんなデジタルインターフェィスとも接続でき、さらに、オンションのカードをインストールすることにより、アナログIN、アナログOUT、追加のDante、MADI、AES接続や、SDIやDelay Processingを追加することもできます。
主な仕様
- 64 Dante IP audio I/O
- AES67 SAPサポート
- 1チャンネルごとのルーティング
- 8 AES/EBU I/O と BNC MADI I/O
- オプションにて、SFPモジュール対応 2 x MADI I/O (SFPモジュール別売り)
- Pro| MON モニターコントロル
- IP オーディオ L3 Ethernet I/O(Dante)
- DADman ソフトウェアによるコントロール(TCP/IP接続)
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Penta 拡張カード用スロットを1基搭載:8 AES/EBU I/O および 1~3 MADI I/O に対応
主な特徴
- デジタルおよびアナログ音声信号の柔軟なパッチングおよびルーティングを実現
- スタンドアロンのIPオーディオインターフェースおよびフォーマットコンバーター
- 市販のスイッチを使用した、低遅延で高精度に同期された非圧縮オーディオのIPネットワーク経由での伝送
- 冗長電源を備えたコンパクトなソリューション
- NTP TDMルーターシステムとのインターフェース対応
モジュール拡張
Penta721には、64ch Dante I/O(Brooklyn II module)、8 AES/EBU I/O、MADI I/O(BNC)、AES11 Sync IN、Word Clock I/Oとリダンダント電源を備えています。
Penta721sは1つの拡張スロットをもっており、以下の7つオプションカードを装着可能です。
- 8ch バランス ライン A/D
- 8ch バランス ライン&マイクプリアンプ A/D
- 8ch バランス ライン D/A
- Dante w built-in SRC (128 Channels)
- 8 Channel AES
- Dual MADI (128 Channels)
- Dual SDI embedder/de-embedder
さらに、ベースユニットには SFP モジュールとして 2 系統(各 64 チャンネル)の MADI を追加することが可能です。
- SFP/LC – オプティカルモジュール(マルチモード、1300 nm、低出力LED) / 647-110
- SFP/LC – オプティカルモジュール(シングル/マルチモード、1300 nm、レーザー) / 647-200
- SFP – 同軸 MADI トランシーバー(HD/ミニ-BNC) / 647-400
これらは拡張カードスロットを使用しません。
AX Center、AX32、AX64、および NTP Penta 720 および 721 用の拡張カードは、製品間で完全に互換性があります。
ただし、AX Center および AX64 用に今後開発されるカードは、後方互換性はありません。
シグナルルーティング
Penta 721s には 512×512 のマルチプレクサーが搭載されており、すべての Dante オーディオおよびデジタル入出力を任意の組み合わせでルーティングすることが可能です。これにより、信号を分配して高度な信号配信を行うこともできます。
このマルチプレクサーは、信号の入出力間に静的な接続を設定するために使用できます。さらに、マトリクスの一部として 256×32 チャンネルのサミングミキサーも利用可能です。
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DADlinkはDAD独自の新しいオーディオ/データフォーマットです。
Penta720、Penta721s、AX64、AX Center、Core256、AX32などのユニット間で高速伝送を実現します。44.1kHzから34kHzのサンプルレート、237dBのダイナミックレンジ、そして最高の音質を備えており、最大128の双方向チャンネルを低レイテンシーで制御することが可能です。
ダウンロード
PENTA-721sの制御には、DADman コントロールソフトウェアが必要です。
以下のDownload Centerよりダウンロードできます。(ログインが必要です。登録されていない方は、[Register]にて登録ください)
https://www.digitalaudiosupport.com/download-center/