Dante / MADIコンバータ。
「Dante」をベースにしたAudio-over-IP to MADIコンバータ。MADIとDante間で64chオーディオを直接変換できます。
プロダクト紹介
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EXBOX.MDはAudinateのオーディオネットワーキング技術「Dante」をベースにしたAudio-over-IP to MADIコンバータです。
3つのMADIポートと4つのネットワークポートを装備し、MADIとDanteの間で64のオーディオチャンネルを直接変換できます。
1Uの1/3サイズで(オプションラックでラックマウント可能)、ライブやOBバンなどに最適です。
最大32ストリーム(64ch)をサポート、AES67対応の最新のDanteファームウェアを搭載しています。
フロントパネルのLEDは、クロッキング、サンプルレート、デバイスの状態、電源の状態を一目で確認できます。
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EXBOX.MDは、3つのMADIポートを搭載しています。
- Optical SC マルチモード (オプションでシングルモードに変更可能)
- Coaxial(BNC)
- SFP(SFPモジュールは別売)
内蔵スイッチ
4つのネットワークポートは、Dante Redundancy mode (Primary <> Secondary)での使用や、EXBOX.MDまたは他のDanteデバイスをスイッチモードで接続してチャンネル数を増やすことができます。
FastSRC™
EARS™
EARS™ (Enhanced Automatic Redundancy Switching™)は、出力信号の途切れを防ぐ独自の技術です。
EARS™は、BLDS™テクノロジーまたは、パイロットトーンを信号冗長/切替のトリガーとして使用します。オーディオネットワークかMADIのトリガー信号の状態を監視し、障害が発生した場合、自動的に定義されたバックアップ入力(オーディオネットワークまたはMADI)に切り替わります。
リモートコントロール
EXBOX.MDは、Audinateのリモートソフトウェア「Dante Controller」によって制御され、Dante Domain Managerにも対応しています。チャンネルベースのルーティングマトリクス、FastSRC、EARSなどデバイスの機能は、globconとWebブラウザーからアクセス可能です。
(globconとWebブラウザーでは若干見え方が異なります。EARSなどは、globconから制御をお勧めいたします。)
※ MADIインターフェイスは、Opticalマルチモードが標準です。
※ Opticalシングルモードには、オプションにて変更可能です。
※ FastSRCについて
FastSRCは、2つのデジタルインターフェイスが異なるクロックドメインで動作する必要がある時に役立つ低遅延のサンプリングレートコンバータです。優れた音質と0.15msecの低レイテンシーを兼ね備えており、ライブ現場には非常に有効で、危機的な状況の「ライフセーバー」となります。ハイエンドのサンプリングレート変換には、かなりの処理時間が必要なため、最高のオーディオ品質を得るには、DANTE.SRC.IO(PRODIGYシリーズ対応)等 専用のSRC製品をお勧めいたします。
主な仕様
● インターフェイス
MADI ports (I/O) | 1 x coaxial BNC, 75Ω 1 x optical SC-Socket マルチモード 1 x SFP (SFPモジュールは付属しません) |
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Network | 3 x RJ45 Socket (1 Gbit/s) 1 x RJ45 Socket (1 Gbit/s, PoE) |
Sample rates | 44.1, 48, 88.2, 96, 176.4, 192 kHz (+/- 12,5%) |
MADI formats | 48k / 96k Frame, 56 / 64 channel, S/MUX |
● Network Audio
Network-Layer | 3 |
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Number of streams | 32 |
Number of channels (I/O) | 64 |
Standard | Dante, AES67 |
● Sync
Network | IEEE 1588 v1 |
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● Communication
Remote Software | Dante Controller |
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Remote Methods | Network |
● Global
Power Supply | ACアダプター (9 - 24V) 1個のみ付属, 1 x PoE |
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Dimensions | 幅140 mm x 高42 mm x 奥行140 mm 1kg |
※ オプションのキットBOX.MOUNT XL(EXBOX.MOUNT)を使用して、EXBOX.MDを標準19インチラックに取り付けることができます。1つのRU内に最大3つのEXBOXシリーズを連結できます。
※Power Supplyユニットは1個のみ付属ですが、リダンダント目的のために、さらに1個、オプションで追加することが可能です。
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globcon と EXBOX.MD
globconのMy Device " Discovery Methods"より、EthenrnetをONにすると、接続されたEXBOX.MDを確認できますが、
もし、そこに反映されないようでしたら、以下をお試しください。
左の「▶︎ Virtual 」(→1) で、EXBOX.MDをホーム画面内に表示させ、実際のアドレスを指定して「P ULL」をクリックして、実際のディバイスからデータを持ってきます。(2 → 3→ 4(MDのIPアドレスを打ちます)→5 )
globcon について
ダウンロード
[重要] 2023年5月時点での情報です。
EXBOX.MD / Brooklyn III は、必ず最新のDante Controller を使用してください。
EXBOX.MDのFWのアップデートは、まだAudionateのサーバー上で公開されていないため、Danteコントローラー/アップデーター経由で自動的に利用可能にはなりません。
以下の方法で最新にアップデートしてください。
古いバージョンでアップデートを行うと「Fail-Safe-Mode」に入り、リモートでの復旧ができなくなるため、
以下の方法でアップデートをお願いします。
※ Broolyn III モデルかどうかは、Dante ControllerのDevice View、 Statusより確認できます。
● EXBOX.MD/ Brooklyn III のファームウェアを最新にアップデートする方法
1.最新のDante Controller をダウンロードしてください。
[ ダウンロード Audinatサイト]!! 古いバージョンは絶対に使用しないでください!!
DanteUpdaterのバージョンが2.3.2より古いUpdaterを利用すると、本体をメーカーに戻し復帰させる必要があります。
2. EXBOX.MDの ファームウェアを以下リンクよりダウンロードします。(Zipファイルです解凍してください)
[ EXBOX.MD DirectOutサイト]
DOWNLOADSのタブ ー> Firmware - EXBOX.MD v1.7.5 Brooklyn 3
3. 以下を参考に、手動でファームウェアをDante Updaterにインポートします。
参考資料 > [ Dante Updater - Importing Firmware ]
要約: Dante Updaterをクリックして開きます。
- ファームウェアをインポートする前に、詳細設定(Advanced Setting) の「インポートしたファームウェアの使用を許可する(Allow Imported Firmware)」を有効にしてください。
- インターネット接続が必要です。
- ライブラリー(Library) タブを選択
- インポートしたファイル(IMPORTED FILES)をクリックし、インポートファイルパネルを開きます。
- ファームウェアをインポートする(import Firmware)をクリックします。
- 開いたWindowに、解凍したdntファイルをドラッグ&ドロップするか、ファイルを選択からファイルを選んでください。
インポートが終了すると、ホームタブの「輸入されたファームウェアファイル(Imported Files) 」のリストにそのファイルが表示されますのでアップグレードしてください。終了したあと、再起動をして、バージョンが最新になったことを確認してください。