[生産終了]
MADI ルーティング・システム。
最大16ポートのMADIルーティングシステムで、1024chもの強力なルーティングマトリクスを可能にします。
プロダクト紹介
M.1K2は、最大16ポートのMADIルーティングシステムで、1024CHもの強力なルーティングマトリクスを可能にします。
機能的なデザインは非常にフレキシブルに個々の要求に応える事ができるため、小規模なルーティングから大規模なシステムまで幅広くカバーします。
2つのI/Oスロット(各8ポート)は、それぞれBNC、SCオプティカル、SFPといった異なるI/Oモジュール、例えば、SCx8ポートとBNCx8ポートといった実装が可能です。
モジュール製ですので、どんな組み合わせも可能、ユーザー様でIOモジュールの変更が行えますので、モジュールのみのご購入もできます。SFP.IOはケージのみでモジュールは別途購入が必要です。
安全性設計
最高水準の信頼性を確保するために完全2重化電源を装備し、リアパネルにはそのためのACインレットと電源スイッチが設けられています。2つ(1組)のMADIポートは、リダンダント性を持ち、片側の回線が遮断された場合、自動的にクリックレスでもう一方の回線に乗り換える機能を有しています。
また、この情報がソフトウェアによってユーザーへレポートされるシステムやGPOによってイベントとして切り替えるシステムなども構築することができます。
クロック同期
ワードクロック、MADI入力、ビデオリファレンス入力、または内部クロックに同期可能です。同期されたシステムクロックは、常に2つのワードクロック・アウトプット端子から出力されており、クロック・ジェネレータとしても使用可能です。
MADIマトリクス
全てのチャンネルを個別に、またはグルーピングしてルーティングすることが可能で、無音のチャンネルもアサインすることができます。全ての入力信号は、ユーザーズビットを完全に保持した状態で出力し直されます。
付加情報(信号)のエンベデッド
エンベデッドされてきたマシンコントロールやハードウェア制御のためのシリアルデータおよび本体のシリアルポート(MIDI、RS-232C、RS-422/485)の信号をオーディオ信号とは別にルーティングすることができます。送信されてきたGPI情報により4つのGPI出力を様々なシステムの表示や自動制御に利用することも可能です。
リモートコントロール
ネットワーク接続によってWEBブラウザベースのマトリクス・コントロールが可能です。このブラウザベースの管理ソフトは同時に複数の場所からアクセスが可能で何も特別なソフトウェアやハードウェアを必要とはしません。またファームウェア・アップデートもこのネットワークまたはUSB接続から可能です。
主な仕様
MADI入出力ポート | I/Oモジュール 2式(各8CH)実装可能 |
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入出力モジュール |
ファイバーSCソケット マルチ/シングルモード 8系統 BNC 8系統 , SFP 8系統 |
ワードクロック入力 | BNC(入力75Ω自動終端) 1系統 |
ワードクロック出力 | BNC 2系統 |
ビデオリファレンス入力 | BNC(入力75Ω自動終端) 1系統 (NTSC/PAL B.B.) |
GPO(D-sub 9pin) |
アクティブ出力(max 12V/200mA) 2系統 フォトカプラ出力 2系統 |
RS-232C | D-sub 9pin 1系統 |
RS-422/485 | D-sub 9pin 1系統(422/485切り替え) |
MIDI I/O | DIN 5pin |
Remote |
RJ-45 Ethernet接続(100Mbit/s) インテグレーテッドWEBサーバー |
サービスコネクション | USB2.0(ファームウェア・アップデート用(Windows)) |
サンプリング周波数 | 44.1、48、88.2、961、76.4、 192KHz(±12.5%) |
MADI入出力フォーマット |
48Kフレーム、96Kフレーム 56/64CH、S/MUX |
電源 | 84~264V 2系統 47Hz~63Hz(Safety Class 1) |
寸法 | W483mmxH90mmxD254mm 約5Kg |
※ M.1K2にはサンプルレート変換機能はありませんので、同期していないポートを接続する事はできません。
旧モデル (2015年8月にブラックフェイスにモデルチェンジされています)