NMOS - Out-of-band (OOB)
NMOS OOBではPRODIGY上のRAV.IOモジュールを管理ポート(MGMT)経由で制御することが可能です。
OOBとは「out-of-band」(アウトオブバンド)の略であり、これはRAV.IOモジュールのメディアストリーミング用ネットワークインターフェース"NIC 1"と"NIC 2"の外部で通信を管理することを表します。
※NMOS OOBを利用するにはオプションライセンスの購入が必要となります。
対応サービス:
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IS-04 Discovery & Registration (version 1.3)[機器発見と登録]
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IS-05 Device Connection Management (version 1.1)[映像切り替え]
globcon上でのセットアップ時に必要なもの
- レジストリアドレス(サーバーIPアドレス)
- ポート(サーバーポート)
Setup - globcon
1. globconを起動し、「Settings」タブから「Licenses」タブを開きます。
2. 「Services」の「NMOS」行の右側にある「Configure」をクリックして設定ウィンドウを表示します。
3. IPアドレス(サーバーIPアドレス)とポート(サーバーポート)を入力してください。
※現在のNMOSはDNS-SDやmDNS、P2Pモードを搭載していません。元々これらの機能はあまり使用されることがありません。
4. 'Active'欄のチェックボックスをクリックするとNMOSが有効になります。表示されるウィンドウにて、現在の設定を使用するか設定を変更するかを選択してください。
5. レジストリに接続されると、「NMOS Server Status」欄のLEDが緑色に点灯します。
NMOS clients
右側のNMOS Clientsには、接続されているRAV.IOの一覧が表示されます。現在、これらは内部IPアドレス(スロット {1,2,3,4,5,6} に対して 100.88.0. {1,5,9,13,17,21} )で表されていますが、将来的にはよりユーザーフレンドリーな表示に変更される予定です。
NMOSの情報には、以下のURLからアクセスできます:
http://<PRODIGYのIP>:3219/
*PRODIGYのIPには、現在使用しているPRODIGYのIPを入力してください
ブラウザでこのURLにアクセスすると、「x-nmos/」という文字列が表示されるはずです。
RAV.IO(デバイス)の一覧は、以下のURLから確認できます:
http://<PRODIGYのIP>:3219/x-nmos/node/v1.3/devices
Setup - RAV.IO
内部接続の状態は、ブラウザベースのインターフェース上の「NMOS」タブに表示されます。(http://<RAV.IOのIPアドレス>)
※NMOS OOBを使用するにはソフトウェアバージョンが1.10を超えるRAV.IOが必要となります。
※NMOS OOBを利用するにはオプションライセンスの購入が必要となります。