VST、AUおよびAAXに対応したNativeプラグイン
プロダクト紹介
Blackholeは、Eventide社DSP4000からH8000に搭載されていたエフェクトで、近年Stompboxシリーズの「SPACE」に含まれるBlackholeと名付けられた独特なモジュレイテッド・リバーブ・サウンドをプラグイン化した商品です。
本製品は、VST、AUおよびAAXに対応したNativeプラグインです。
動作環境 |
AAX(OSX10.7以上、Windows 7)、AU(OSX10.5以上)、VST(Windows Xp、Windows 7)AAX64bit(Pro Tool 11)対応 Native Kontrol Standard対応 |
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オーソライズ形式 | iLok (USB)別売り / iLok Lisense Managerを利用したマシンオーソライズ |
特徴
Blackholeリバーブの"銀河系サウンド"をネイティブプラグイン形式で完成させました。 Blackholeプラグインを使用すれば、DAW内のどの楽器でも音響空間と時間を歪めることができます。 この有名で巨大なリバーブレーターは、ラックマウントDSP4000のアルゴリズムとして最初に日の目を見て、ラックマウントH8000FWのお気に入りであり続けました。何十年もの間、スタジオエンジニアはBlackholeを「秘密兵器」と考えていました。 最近では、Space stompboxに移植され、ギターとキーボードのレイヤーでも頼りになるアンビエントエフェクトになりました。新しいバージョンごとに、リバーブは洗練され、強化されています。
- 50以上のプリセットで驚くほどの使いやすさ。 多くのプリセットはEventideアーティストによって作成されました。
- 鍵盤楽器を際立たせるのに便利な、極めて音楽的なエフェクトを作成する機能。
- 抽象的な空間エフェクトとドローンのための超自然的なセッティング。
- アンビエントウォッシュとトラックハイライトの微妙な設定。
- 独自の「Gravity」コントロールは、リバーブのディケイ(減衰)を反転させることにより、時間の向きを反転させます。
- キルスイッチは入力をミュートして、リバーブだけ聞こえるようにします。これは、自動化されたときにいくつかの信じられないほどの効果をもたらします。
- ミックスロックを使用すると、ウェット/ドライミックスを一定に保ちながら、プリセットまたは設定をスクロールできます。
- 完全に柔軟なモノラルおよびステレオオプション。モノラル楽器にステレオイメージングの新しい領域をもたらします。
- 革新的なリボンとホットスイッチにより、パラメータの任意の組み合わせを同時に変更できます。
- Native InstrumentsNKSエフェクトシステムの完全サポート。
3.Blackhole
同社のいわゆるギタリストの足踏みエフェクターのStomp Box シリーズの「Space」の12 あるプリセットの内、™マーク付きの「Blackhole」がプラグイン化されてます。ハードウェア実機を触った事が無いのでバリエーションの振り幅が分かりませんが、ツマミのネーミングを始め、十分にこれだけで味のあるサウンドになってます。
特に特徴的なのが、「GRAVITY」ツマミと「Ribbon Controller」です。
「GRAVITY」ツマミはディケイタイムなのですが、0 時位置が「0」で反時計回りに回すとマイナス値となり、リバースリバーブとなりますが、その立ち上がりの何ともねちっこい感が独特です。
画面下、1/3程を占めている「Ribbon Controller」部分ですが、レーザービーム状のうねるラインにタバコの煙の輪みたいな残像が行ったり来たりしてますが、この辺りが「Blackhole」のネーミングへのこだわりなのでしょうか。実際には音に影響はしません。
※ 写真は旧バージョンのものです
マニュアルを読まないと、どう機能するのか、結構分からないと思いますが、コントローラーの左右にある「IN」「OUT」というボタンに希望のツマミの値をそれぞれメモリします。
ボタンを押せば瞬時に値が切り替わり、レーザービームをつかんで左右に動かすと値がグライドする事になります。
その他、一番下には「2016」と同じくインプットミュートの「KILL」スイッチ、お気に入りのツマミの値をメモリして直ぐに呼び出す「HOT SWITCH」、リバーブ音をサンプルして鳴りっぱなしにする「FREEZE」等、一般的なリバーブには珍しいスイッチがあります。